子どもたちの「感覚の困り」や「不器用」を診断するWEBサービス「感覚・動作アセスメント」をリリースいたしました。
https://www.spma.jp/
このシステムでは、「感覚の困り」「不器用」に関する各項目の質問に答えることで、統計データに基づいて回答を分析し、困りの内容や具体的な対処方法などを記載したレポート資料を作成します。
利用規模に応じて様々な料金スタイルをご用意いたしましたので、学校や放課後等デイサービス、ご家庭でぜひご活用ください。
■サービスの特長
- 対象者の「感覚の困り」を統計データに基づいて分析し、困りの内容と対処方法の資料を作成します
- 対象者の「動作の困り」を統計データに基づいて分析し、困りの内容と対処方法の資料を作成します
- ほとんどのスマホ、タブレット、パソコンで利用可能です
- 低価格で利用可能。無料チケットもご用意しています
- 認知機能アセスメントと組み合わせることで、精度の高い個別支援計画を作成できます
- 感覚と不器用に関する日本の有数の研究者の知恵が結集しました
■「感覚の困り」「不器用」とは
文部科学省の調査から全児童・生徒の6.5%に特別な支援が必要とされています。それらの子どもたちには、過敏や低反応などの感覚の困りや、書字拙劣さや両手足の協調の苦手さなどの不器用さがあることが、国内外の数多くの研究から分かっています。
それらの困りは複雑で、例えば、多くの子には問題のない音や光を苦痛に思う「感覚過敏」のある子がいる一方、跳びはねるなどの繰り返し行動で、重力を感じる感覚(前庭覚)を自ら得ようとする「感覚探求」をする子もいます。それらが支障となることで、毎日の生活や学校での活動を妨げている可能性があり、さらには自傷行為などの不適応や不登校などの二次障害を生み出している可能性もあります。
周囲の人は気づきにくく、本人も気づいていない場合もある、感覚と動作の困りを明らかにし、対処方法を明示することは、子どもたちが持っている本来の力を発揮するために必要不可欠です。
■詳しいプレスリリース
子どもの「感覚の困り」「不器用」の診断Webサービスを4/11開始 1,000事例のデータに基づく対応策レポートを自動生成