聴覚認知バランサー Pro|レデックス
こんな方にオススメ
- 聴力および聴覚認知機能に関わる医師、専門士、施設
- 高齢者施設
耳だけでなく脳の働きとのリンクに着目。簡単なゲームで「きく力」を改善
脳の複雑な働きと関係しており、自身で自覚することは困難な「きく力」。
簡単なゲームで聴覚の困りの原因を推定し、「きく力」を改善することができるアプリ「聴覚認知バランサー」に、Pro版が登場しました。
特長・機能
FEATURES
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聴力チェックと6種のタスク
きく力を確認するアセスメント「聴力チェック」に加え、聴覚認知を様々な角度から刺激する6つのタスクを追加。きく力を総合的にトレーニングします。
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聞き取れた音を詳細にグラフ化
「聴力チェック」では、課題音声の構成要素ごとに聞き取り具合を分析してグラフに表示。音の大小や高低でどの部分が聞き取れていないかひと目でわかります。
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聴覚認知の結果記録と表示
各タスクの成績は指数化されて記録。レーダーチャートで比較しニガテを把握することができます。また過去の記録推移をグラフで表示させることもできます。
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きく力を多角的にトレーニング
聴力チェック以外の6タスクでは、音素識別・前後庭識別・聴覚ワーキングメモリ・言語流暢性・語彙識別・聴覚視覚統合の力をそれぞれチェックし、鍛えます。
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800語以上収録
課題として流れるのは、あらゆるジャンルの言葉から選んだ800語以上の単語。多くの言葉を聞き分けることで語彙の獲得や認知機能の活性化に繋がります。
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きめ細かい設定機能
課題の音声は男声・女声・子どもの声の3種類から選ぶことができます。また表示フォントは「教科書体」と「ゴシック体」の切り替えが可能です。
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ウェービーの豆知識
メニュー画面では、ガイド役のキャラクター「ウェービー」が、聴覚認知に関して知っておきたい豆知識を披露。聴覚認知を改善するヒントを知ることができます。
※「聴覚認知バランサー」は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の福祉用具実用化開発推進事業の平成25年度~26年度の公募で採択され、その助成金に基づき開発されました。
福祉用具実用化開発推進事業は、すぐれた技術や創意工夫のある実用的な福祉用具の開発に取り組もうとする事業者を支援するための助成金制度です。
タスク
TASK
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01
聴力チェック
課題の音声を聞き取り、4つの選択肢からできるだけ早く答えを選びます。
高さの違う音ごとに、耳の聴こえは異なります。「聴力チェック」の結果画面では、どの高さのどの大きさの音が聞こえにくいのか、細かい音の要素単位でグラフを描画し、メッセージで分かりやすく表示します。 -
02
1音ジャッジ
課題の語彙を聞き、その語頭もしくは語尾の音を答えます。
話し始めの音は聞き落としやすく、最後の音まで正しく聞き取るにはどちらも注意力が必要です。特に加齢で注意力が落ちると最後の音まで聞かずに判断しがち。人の話を注意深く聞き取るための重要なトレーニングです。 -
03
イン・ザ・クラウド
雑音が流れる中で課題音声を聞き取り、4つの選択肢から答えを選びます。
生活の中に多数存在する音の中で、聞き取りたい音だけを正確に聞き分けることができるのは、脳の働きによるものです。このタスクではその力を鍛えます。発達障害の子に多い「聴覚過敏」の慣れのトレーニングにもなります。 -
04
ランダムワード
ランダムに選ばれた文字が順に読み上げられるので、それを記憶し、ソフトキーボードで答えます。
聞いて分かるには、一定の音を正確に記憶していることが必要です。記憶力も加齢で落ちる機能のひとつです。だんだん増えていく音のつながりをいくつ覚えていられるでしょうか。 -
05
単語ジャッジ
課題のことばが、あらかじめ提示されたカテゴリー(衣類、動物、機械等)に一致するか否かを素早く判断して答えます。
聞いた単語を一時的に記憶する力や、正確にカテゴリーと照らし合わせて判断する力が求められます。脳を使うことで認知症の予防にもつながります。 -
06
カテゴライズ
課題の音声を聞いて、それがどのカテゴリーの言葉かを素早く判断し、4つのカテゴリー名の選択肢から答えます。
言葉を分類し、その分類と照らし合わせて判断するワーキングメモリを鍛えます。また、加齢で落ちがちな判断力を鍛えることもできます。 -
07
色あて
課題の音声が、画面の文字の「意味」か「色」のどちらかに合致しているかどうかを素早く判断し答えます。
音声と、文字の色や意味にミスマッチがあると脳は混乱します。このタスクではことばの理解と視覚的な理解をマッチングする力を鍛えます。
シリーズ
SERIES
サポート情報
SUPPORT INFORMATION