ものごとはどの視点からとらえるかによって見え方が異なります。
一方、人は一人ひとりものごとの見え方が異なります。さらに、人によっては複数の視点をとるのが難しい人がいます。
ものごとを理解しやすい視点から提示しようというのがこの展開のポイントです。さらに、複数の視点を自由に行き来できるようにすることも、理解を助ける重要な要素となります。
各教材を体験するにあたって、その方法を解説します。
ものごとはどの視点からとらえるかによって見え方が異なります。
一方、人は一人ひとりものごとの見え方が異なります。さらに、人によっては複数の視点をとるのが難しい人がいます。
ものごとを理解しやすい視点から提示しようというのがこの展開のポイントです。さらに、複数の視点を自由に行き来できるようにすることも、理解を助ける重要な要素となります。
最初の教材、月の満ち欠けの理解では、光を発する太陽に対して、地球が影を作ることで、月が形を変える様子を、通常はとれない太陽、地球、月を俯瞰する視点からの映像を提示します。また、人が通常見ている地球上の位置からの映像も同時に提示し、映像の切り替えをすることで、俯瞰の視点の正しさ、さらには、複数の視点をとるという理解の方法の有用性を、学習者に示します。
教材を見る >次の教材、演奏では、楽器を演奏する際に、注意しなければならない点が多数あり、それらを理解しやすいように注意すべき部分に視点が近づいて、アップして見られるようにしています。
教材を見る >繰り返しになりますが、複数の視点をとってものごとを理解するという方略は、ものごとを理解するための強力な解決策です。デジタル教材を使わない日常の指導の場でも、ものごとが複数の視点から観察できること、人とコミュニケーションする際には、相手や第三者の立場からどのようにみられるかを考えるようにすると、より本質的な状況の理解につながることを、学習者に理解・習得させるようにしたいと思います。